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2020年11月26日 (木)

邂逅

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大袈裟なタイトルを付けましたが、ニホンカモシカです。冬毛がふっくらして暖かそうです。

忍ケ丘学者村の沢筋を深く入った所で出会いました。じつはこのカモシカ、特別天然記念物として保護されているせいか、この辺ではサルの次によく見る野生動物となっています。シカと言いながらウシの仲間であることはよく知られています。だからでしょうか?臆病で人の姿を見るや俊敏に逃げ去るシカに比べ、実に堂々としています。保護されて久しいのもその要因かもしれませんが人を怖がる素振りは見せません。

 

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この時も、ふと顔を上げるとそこに、泰然として、既にこちらを静かに見下ろしていました。身じろぎせずこちらをじっと見つめています。しかもいつまでもそうしています。

その表情は恐れおののいている風でもなく、威嚇しているようでもなく、不思議なものを覗き込んでいるようで、神々しくも愛嬌があるのです。なんとも神秘的な出会いに思えたのです。

おかげで写真がたくさん撮れました。どのくらい経ったでしょうか、さすがにカモシカも飽きたのでしょう。それともいつもの巡回中に遭遇した人間がなかなか退かないので諦めたのでしょうか。ここは彼の縄張りなのでしょう。辺りを見回すようにゆっくりと背中を見せて谷を登って行きました。さようなら。またどこかで。

 

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これはカモシカの角です。(たぶん) シカと違って雌にも生えて、シカのように毎年生えかわったりしません。

写真のものは私物で、ずいぶん昔に木曽の国道19号の歩道で拾ったものですが、そんな所に落ちていた謎は置いといて、捨てずに取っておいて良かったと思います。

だって今頃になって出番が巡って来たのですから。

 

そうですね、これも「邂逅」といえるのではないでしょうか。  ()

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