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2017年7月

2017年7月28日 (金)

学校登山

今や全国的にも知られた長野県の中学校集団登山のシーズンが始まっています。 登る山は様々ですが穂高の2つの中学校は両校とも燕岳に登ります。 07281_2
(※この写真は高度3000m位から空撮した学者村のオリジナル)

7月19日、20日には穂高東中学校と松本市の開成中。20日、21日は穂高西中と松本市の明善中。20日の日は登山校と下山校が山道ですれ違ったことになります。
一般登山客もいるなかで燕岳周辺が期間中どういう状態だったか想像に難くありません、でもいいのです。賛否両論あるかもしれませんがそれでいいのです。穂高西中学校でいえば1年生のイベント、参加者120数名全員登頂を果たしたようです。燕岳の合戦小屋まではアルプス3大急登といわれています。生徒にとって楽な山行であったはずがありません。にもかかわらず事故もなく無事に帰ってきたことに自分のことのように誇らしく感動しました。

ネットで「学校登山」で検索するとトップに出てくる「長野県山岳総合センター 「長野県中学校集団登山動向調査」のまとめ 」平成25年のアンケートですが学校登山の現況と課題が詳細にまとめられています。
長野県では、私学も含む200校近い中学校のうち実に90%の学校が登山行事を持っています。
計画の段階で不参加の生徒割合が3%。当日に断念、棄権する生徒が2%となっていてそれらを差し引いても高割合で登頂を達成している事になります。学校側の登山に対する熱意と保護者側の肯定的な理解が伺えます。

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(長野県山岳総合センター 「長野県中学校集団登山動向調査」のまとめ より)

しかし最近の傾向としては登りやすく安全な山に変えて分散あるいは集約されているようです。燕岳は25年前には31校だったのが最近では10校未満にまで減っています。特定の山の登頂を目指さない硫黄岳や唐松岳の周辺を目的とするもの、バスで2600mまで行き3026mの山頂を目指す乗鞍岳のように登山と言えるのか怪しい採択も増えているようです。

その背景として先生方の学校行事の課題と心情を良く言い表している回答を同アンケートから抜き出してみました。

「・自然を相手にすることや、生徒たちの体力低下、持病もち生徒の割合の増加、集団行動がとれない生徒の増加などで、行事として実施しにくい環境にある。また引率者の責任が激しく問われる世相も有り、職員も実施に及び腰となり、社会見学的行事に置き換えられていく傾向もある。学校単位ではなく、希望者を募ってしかるべきところ(例えば山岳総合センター)で実施していただく時代になったのかもしれない。」


穂高西中学校の場合、生徒120数名に対し職員(先生)11名、外部協力として医師1、看護師1、ガイド5、(燕山荘1、ボランティア4)計18名の引率であったとのこと。単純に割って生徒約7名につき1人の引率者となります。

鈴玲ヶ丘学者村に住むKさんも登山経験を買われ去年からボランティアとして登っています。今回もいろいろ話を聞くことが出来ました。
Kさんと同じくボランティアの地元古老のSさんとの話。60年前Sさんも同じく学校登山で燕岳を登っています。
今はバスで中房温泉まで行ってそこからスタートだが当時は学校から頂上まで歩かサレタ。安曇追分からの砂利の一本道を歌を唄わサレながら延々歩かサレタ。当然ながら下山も学校まで有無を言わせず歩かサレタ。と被害者意識を盛込みます。
Sさんは先代からの大工業、燕山荘の建築にも親子で携わっていて、その親父が突然風呂に入りたいと言い出してきかず、燕山荘から麓の中房温泉まで付き合わサレタこと。風呂が済めばその足で再び燕山荘に登らサレタ。と軽快な語り口で周りを笑わせていたようです。されたされたと言いながらSさんにとって今では懐かしく楽しい思い出になっているようだったと。
一度でも登山で苦しい思いをしたことがあるならこの話を楽しむことができます。登山に限らず自らの苦しい体験を楽しい思い出に換えることだって経験の積み重ねなのです。
このSさん実は有明山神社奥宮登拝の総代で学校登山の4日前には祭事として有明山に連日登っていて、聞けば有明山には今年になってすでに4回も登っているそうです。仕方がないと言いながら楽しんでいる全く頭の下がる屈強な古参の原点は「登らされた学校登山」に違いないのです。

最近の指摘「学校登山が山嫌いをむしろ増やしている」 それは方法論や程度の問題であって本質の問題ではないと思います。 (お)

2017年7月13日 (木)

「もったいない」ってこと

脈絡もなく唐突ですが、未使用の犬小屋。差し上げます。猪鹿の牧のUさんからのご提供です。

 

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横72センチ、奥行82センチ、高さ83センチ。木製のシンプルなデザイン。室内に置いたってきれいだから変じゃない。中型犬用だけど小型犬や猫なんか入りたがること必至。階段つけて屋根にバルコニーなんてどう?

 

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何でって?とにかく “もったいない”じゃないですか。まだまだ使えるのに・・・金の問題じゃなくて、捨てるのも簡単。でもそれじゃあなんだか切ないよね。後に続かないっていうのがね。物なんだから役割を全うさせてやりたいし使う人の喜ぶ顔が見たいよね。そんなUさんの思いに同感です。

今話題のミニマルな生活っていうのはさ、物を持たないというだけでなく物を大事に長く使うってことじゃないのかな?

あたしなんかGパン破れたら繕って履きますよ。普段着から作業着に最後は雑巾やウエスになるでしょう?さもなきゃ端切れでパッチワークなんていいアイデア。 家電が壊れたら自分で直します。直せなくても分解して何度か試みますよ。近頃そうまでして長く使う価値のない物に囲まれすぎているのかもね。でも価値を決めるのは使うその人、あたしなんか100均の物を100円以上の手間かけて直す。(笑)

経済の話もわかるけど消費ばかりの生活はかえって貧しく感じるね。

 

もう一つ。無い物は作る。作れる物は作る。っていうのはどう? 昔の特に農村なんかでは農具から生活用具まで何でも自分で作ってました。材料は身の回り、裏山から全て調達。木材、竹、蔓、藁、石、鉄くず溶かして鍛冶屋までやってた・・・出来不出来はあるけれど売ってないんだから作るしかない。作っては直すというのが日常としてあった。だからその辺に転がっているとびっきりの素材なんかにちゃんと目が止まる。“もったいない”のセンサーが常に働いている。

 

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例えば直径45センチのアカマツの丸太。こんな太いのは“もったいない”でしょう?挽いて板にする?それもいいんだけどちょっとね。そのままの存在感でシンプルにぶつ切りにして木口をきれいに削ってみました。薪割りの台をイメージしたつもりだけど使い方は自由。庭に置いて盆栽や鉢物を並べてもいいし、作業台やイスとしても。お立ち台として上で踊るのもいいね。(笑)

年輪を数えたらざっと70年超。だったら70年は使ってやりたいという気持ちにもなるよね。腐らないように防腐剤をいっぱい塗っておきましたよ。

 

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勢いで5、6個ほど作ったけれど本来は“必要に応じた丁度よい物”を作る。これが物づくりの基本だと思うんだけどね。

 

欲しい方は学者村管理事務所まで。犬小屋は早い者勝ちだよ~。(お)

2017年7月10日 (月)

九州地方で甚大な被害が発生しています

ニュースで、西日本では停滞した梅雨前線の影響で想像を絶する雨の量により、福岡県朝倉市や大分県日田市の様に過去に例が無いほどの表層の土砂崩れにより大量の木が川の流れをせき止められ洪水・反乱などで被害が出ています。西日本では時期的にはもう既に梅雨が明けても良いと思っていたのですが、降った雨の量が非常に多かった為、死者・行方不明者が出る程の大惨事となっています。

 

例年だと、後2週間程度でこちらも梅雨が明ける時期に来て前線が停滞している地方ではいつまで今の状態が続くのか又これからの雨の量が気になる所ではないかと思います。07101

当地では、夜間に少しは降りましたが殆ど雨の降らない日が6日間ほど続いています。

いずれこちらにも梅雨前線が北上して来るとは思いますが、停滞なくこれ以上の被害がなくスムーズに通り過ぎて欲しい物です。

又、全国的に記録的な気温の上昇でここ3日ほどは、各地で熱中症により搬送された方が多くいた様です。安曇野市でも4日間連続朝から30℃近くまで上がっていて昼間の最高は33℃位になっています。出来れば少し雨が降って熱し切った空気や地面を冷やして欲しいと思います。

 

林の中は体感温度で炎天下とは2~3℃低く感じます。先日、同じ安曇野市に住む人でもあまり林に入った事の無い方が来られ、「林の中は涼しいのですね」と言われました。

 

私も、この時期は外回りの仕事の最中でも少しの時間、林の中で水分を摂りながら涼んでいる様にしています。()

2017年7月 6日 (木)

枯マツ伐採

学者村内でも枯れたアカマツの伐採工事が増えてきています。松くい虫による被害が件数を加速している面はありますが、俯瞰してみれば戦後70年を超え。学者村を含む別荘地が分譲され、薪などの木質燃料が利用されなくなって約50数年。アカマツ主林の森は飽和状態を迎え、遷移は次の段階へ進もうとしているのです。松くい虫による枯死も遷移のシステムに組み込まれた予定調和だとするのは考え過ぎですが。そうでなくとも樹々も生き物です。大きく伸びてはいずれ枯れ、朽ちて倒れることになります。すると日の差し込む森の穴を占有しようと新しい芽吹きが我先に群がります。環境の変化に一喜一憂し、弱肉強食の果て、日陰にもうまく適合した者が多くを淘汰しやがて閉鎖された極相林を作ります。語弊があるかもしれませんがそれは許容度の低い行き場を失った森です。

遷移は決して平和的な移行ではありません。森林は競争原理の支配する、同じ種でも助け合うことのない「個」の生き残りをかけた殺伐とした世界なのです。

自由のもと、結果的にその成り行きがむしろ健全に作用し世界を生かしているとみてしまいがちです。しかし自然は、遷移はどうやら私たちの為に在るわけではない。ですからこの森に住む以上その成り行きを私たちがコントロールする必要があるのです。

あくまでも森林との関わりにおける話としてですが・・・圧制をこれ以上見過ごすわけにはいきません。 (お)

2017年7月 1日 (土)

南の方では梅雨明けです

 沖縄が1週間ほど前に奄美諸島で一昨日梅雨が明けた様です。当方の甲信地方では早くても7月20日近辺になりそうです。昨年は1週間ほど遅かったようですが。

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 梅雨が過ぎれば、今年はいつも以上に暑い夏になりそうです。梅雨時とは言っても毎日雨に会う事はなく。晴れ間が覗く日もあります。日が当たると真夏の太陽です。ジリジリと熱くこの時期、気温と湿度が高くなり、不快に感じるのではないでしょうか。

 

 先日、小学4年生の家の孫から「どうして、紫陽花の花は青やピンクに咲くの」と聞かれ答えに困った事がありました。土壌がアルカリ性か酸性で決まる事は知っていたので説明しておいたのですが、後で調べて見ると、色を決めているのはアントシアニンという色素で土壌が酸性だと土壌に含まれるアルミニウムが溶け出しアントシアニンと結合することで青の花になりやすい。逆にアルカリ性の土壌だとアルミニウムを吸収しないので赤の花になりやすい。中には白い花もありますが色を変える色素であるアントシアニンを持っていないそうです。

 この近辺には青い花が多く極まれに白やピンクの花を見かけますが、自分の豆知識の中に一つ加える事が出来ました。()

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