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2019年8月23日 (金)

蝶ヶ岳 その1

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(蝶ヶ岳 蝶槍)

 

燕岳〜大天井岳登山から1週間後の818日に蝶ヶ岳に登ってきました。今度は単独行です。

烏川渓谷の須砂渡キャンプ場でテントを張り、前泊しての日帰り登山です。遠くの山じゃあるまいし、前泊する必要もないのですが今回は34日のキャンプ中の余興として登ってきました。

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三股駐車場はご覧の通りすでにいっぱいで引き返し、800m戻った所の駐車場に車を止めて歩きます。

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上の駐車場からこちらも800m、時間にして15分、ようやく三股登山口です。登山届を書いて6時33分スタートです。350mほどで道は沢筋から離れ、早くも最終水場。以後水場はありません。

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登山口からちょうど1km、角材で組んだ長い階段を登りきった所に「ゴジラみたいな木」に到着。

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(カラマツの大木)

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標高1700m、登山道は向きを南に変え蝶沢近くの尾根に入ります。木々の合間から常念岳と前常念岳が威厳をもって現れました。

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登山道はきわめて良好。急な箇所はこのような角材で階段が組んであり、標高2400m辺りまで整備してあります。感謝しながら登ります。

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7時58分「まめうち平」という平な尾根上で休憩です。

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そのまめうち平のすぐ先ではシラビソの大木がバタバタと根こそぎ倒れているではないですか。

去年9月の台風21号によるものとのこと。

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倒れているのはシラビソばかり、地面から剥がれた根はふといものがありません。

シラビソは根が浅く倒れやすいのでしょうか。

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これは「コメツガ」の松ぼっくり。シラビソに混じりツガの大木もあります。

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2180m位の沢筋から蝶ヶ岳の稜線を望む。この辺からさらに急登になります。

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標高2350m第二ベンチとありますが、見逃したのでしょうか第一ベンチはどこだっだ?

疲れがピークに達しています。頂上までの高さ300〜400mを詰める。これが一番つらいのです。

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ようやく「大滝山」への分岐点に到達。森林限界を越え一気に視界が開けます。しかし眼下は雲に覆われ近いはずの大滝山もみえませんでした。

ここまで来れば頂上はもうすぐです。 つづく  (お)

2019年8月16日 (金)

燕〜大天井〜常念乗越

   

娘を連れて「燕岳」〜「大天井岳」〜「常念乗越」まで縦走してきました。

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(燕岳)

8月10日、「燕山荘」に泊まり、11日は「常念小屋」には泊まらずに一ノ沢を下山しました。

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(イルカ岩は一体だけではありません)

 

「燕岳」アルプスの女王の名にふさわしい柔らかな岩の形。

硬い花崗岩も長年の風雪でこの様な造形美を現します。

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「コマクサ」はだいぶしおれてきています。この他にも青い「チシマギキョウ」や黄色の「ミヤマキンポウゲ」などが咲き、登山道に色を添えています。

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一時期荒らされて数が減ったそうですが、人が入らないようにロープを張って保護してきた結果、ここまで戻ったとのこと。山小屋の愛、情熱が伝わります。

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「燕山荘」でのご来光、太陽が姿を見せたのはちょうど5時ごろでした。

雲海が下界を覆って神秘的です。

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(浅間山)

偶然、近所に住む山岳ガイドのSさんに会い。あれが「浅間山」だと教えられました。噴煙は見えません。こっちが「八ヶ岳」。あっちが新潟の「頸城三山」と。遠くのシルエットですがどれもはっきり見えました。

つまり、それらは県境を示しているのです。雲の上から信濃の国を推し測る、それは広いような、狭いような。

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朝日を浴びる「燕岳」です。6時18分「大天井岳」に向かって出発です。

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稜線の続きに「大天井岳」、右に「槍ヶ岳」、その間に「穂高連峰」。良い天気になりました。

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ゲエロ岩と呼ばれる「蛙岩」(奥の双峰のやつ)。どこがどう蛙なのか分からないですが「ツノカエル」に見えなくもない。「安曇野」からよく見えるのは手前の単体のモノリス。

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近づいて見上げると、右側の全体が上に向かってよじ登るカエルに見えた!もちろん私だけのカエルなのでしょうが、間違っていても「ゲエロ」が見えたのだから満足です。

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「切り通し岩」です、「小林喜作」のレリーフが見えます。ここから大天井岳頂上へのパノラマは迫力があります。見上げるだけで一気に体力が奪われる感じです。気持ちを奮い立たせて。

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ようやく「大天荘」へ到着、1リットル200円で水を補給します。

ここから15分で頂上です。

「大天井岳」の頂上から見た「槍ヶ岳」は、まだまだ遠くに見えます。

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「東天井岳」が目の前に見えます。稜線には涼しい風が吹きあがり、火照った体を冷ましてくれます。

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「東天井岳」を東に巻いて、道はハイマツの中を下ります。大天井からは大した登りはなく楽に歩けるのですが、逆に常念から大天井に向かう場合、ダラダラと長い登りに苦しむことになるでしょう。

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ここからほどなく「横通岳」の山腹を通過して「常念岳」との鞍部、「常念乗越」、「常念小屋」に下りました。14時30分。

 

「東天井岳」も「横通岳」も登山道はその頂上を通っていません。また、あえて登頂する人もいませんでした。里から見ると共に立派な山ですがこの道は誰が何のためにつけた道でしょう。

 

「道があれば人は道を通る。安心するほど、歩いていること以外考えなくなる。」

 

 

ともあれ、無事に山を降りる事ができました。娘にはちょっときつかった様ですが・・・(お)

 

2019年8月15日 (木)

長野県のお盆

 お盆の定番料理として天ぷらが上がります。全国的にお盆のこの時期に食卓に上がる物と思っていましたが、お盆に天ぷらを食べるのは長野県だけの風習だったのですね。

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いつごろから、このような風習が始まったのかははっきりしませんが、この時期には多くの夏野菜が取れ、先祖の供養のために精進料理を作ってお供えする。そのため、野菜をメインにエビ・ちくわ等を天ぷらにして食べる様になった。

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また、あんこ入りのまんじゅうに衣をつけて揚げた「天ぷらまんじゅう」も信州人の大好きな物の一つです。野菜の天ぷらを揚げる時に一緒に作る家庭が多いのではないでしょうか。

 他県にみなさんには天ぷらをお盆に食べる習慣がないことを知り、他県の定番料理とは何か知りたくなりました。()

2019年7月31日 (水)

書翰集

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謹啓

先生

 長かった梅雨もようやく明け、ここ穂高でも蝉の声が段々と近くなっています。いかがお過ごしでしょうか。

五月にご来荘の折は大変お世話になりました。心ばかりのお返しにご丁寧なお礼状をいただきましたが、ご返信せずに今に至っております。相変わらずの失礼な振る舞い、どうかお許しください。

先生の美しくとても嫋やかなお手紙は私にとって掛けがえのない宝ものとなりました。

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私は今、

天満沢のカフェ『書翰集』さんでひと時を過ごしています。山麓線から少し奥に入った、今時分は青さを増す木々の葉の中にひっそりと佇む落ち着いたお店です。なのに遠方より来られる方も多く、大変、評判の高いお店と聞いています。

お店で出すものは全て自家製のもの、自家焙煎のコーヒーと、紅茶の種類の多さには驚きました。

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 特筆すべきは6月で20年目を迎えられたとのこと。もうそんなになりますか?と聞くと、マスターはほんの少しばかり感慨深く視線を宙にそらせておられました。

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 お店も棟上げまでは大工さんに、そこからはご自分でお建てになったとのこと。だから所々合っていない部分があるのだとか。素人目には全くわからないのですが、もしかしたらそういったわずかな不一致が感覚として、初めて来られる方には垢や埃に塗れていない初々しさを、常連さんには綺麗に磨かれた〇〇のように見えるのだろうかと想像してみたりします。

言葉に起こしたものの、

一度削除して、〇〇には何が良いのかと頭をひねってみても乏しい知識では、ましてや常連でもない私からはぴったりの言葉が出てきません。

先生なら何にお気付きになり、どんなお言葉を綴られるのか。叶うなら是非ご一緒させていただきたいと思います。

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 二階の書棚にはたくさんの哲学書に混じり文芸書も並んでいます。カテゴリーに分けられた図書館とはまるで違うのです。本の並びに自身を投影すると言いましょうか。読み直してみたい本、自分の過去と。その横にあの頃読みたかった本、すれ違う向こうの電車に自分を見つけるような。

成っていたかもしれない未来への後悔が交錯するようです。

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取り留めもなく書き散らかしました。乱文乱筆お許し下さい。

これからが夏本番です。去年より今年より来年と年を追う毎に暑さは容赦なく降り注ぎます。

決してご無理はなさらないように。くれぐれもどうかご自愛ください。

謹白

 

「書翰集」にて先生、そして母へ(お)

2019年7月 4日 (木)

キャンプin学者村

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(ひっそり隠れ家の雰囲気)

学者村が持っている忍ケ丘の一画にテントを張っています。デモンストレーションです。木立の中の別荘地の有効利用を考えています。

もうじき消費税も上がりそうだし、景気が上向くまでは建てられない別荘、売れない土地。

そこでこんな使い方はいかがでしょう?

世間ではアウトドアやキャンプが流行っているようですからちょうどよい。お金をかけずに非日常を味わえます。

手付かずの自然の中で一週間でも一カ月でも、一年だって張りっぱなし。(さすがに一年はテントがどうにかなってしまいそうですが…)。これがキャンプ場なら結構な金額になってしまいます。

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(ナウシカの王蟲のようなテント)

キャンプ場と違い、水道もトイレも無いのでそこは工夫が必要ですが、大した問題ではありません。

飲み水はコンビニで、洗い物には近くの小川を探すのも楽しい。穴掘って目隠しすればトイレの完成です。学者村近くには温泉浴場だってあります。決して山の中のポツンと一軒家ではありません。携帯の電波はちゃんと入ります。

便利さに慣れた私達からすれば、ちょっとした不便さがそこそこのサバイバル感覚。大袈裟に生き抜いてストレスを迎え撃て!

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(昼間からランプをつけると・・・)

テント生活の様式は様々だと思いますが。ちょっとすかしてみたらどうでしょう?テーブルにお気に入りのクロスをかけ、時計を外し、お湯を沸かし、うまいコーヒーを入れノートに何でもいい手書きする。梅雨時にパラパラとテントを打つ雨の音を聞きながら悦に入るのです。

雨の日のキャンプって実はすごくいいんです。虫たちもお休み中。しっとり静かでゆったりして。しょうがない〜雨の日はしょうがない。諦めがつくというか諾(うべ)なう 感じ。やることといえば、テント内に水が流れ込んでこないように地面に溝を切ったりするんですが、うまく流れていくと見入ったりして童心にかえります。食事のウエートも上がり、コトコトと手間のかかる料理に贅沢に時間をかけたりします。

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(味が良ければ写真はいらない)

土地をお持ちでない方へ、木が生えていて100坪もあれば周りから干渉されないでしょう。学者村では安い所で坪1万円、中には5千円の土地もあります。しかも、みんな立木が付いてきます。

100坪100万円の土地を買って存分に遊んで下さい。飽きたらまた100万円で売ればいいんです。底値だし、土地はいくら使っても中古価格にはなりませんから。

「キャンプin学者村」どうですか!新しいトレンドになりそうな予感ありあり、でしょう? (お)

2019年7月 3日 (水)

学者とは

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「学者村」。文字通り住民は老若男女、皆学者であり、安曇野穂高の一画に村落を形成し、農学、工学、理学、経済、文学とあらゆる分野で情熱を持った学問の徒が日々新しい論文を作りあげ、それらを元に食料から日用品、家電、自動車に至るまで実際に村内で開発生産され、自給率は30%を超える。収益は均等に配分され村民に貧富の差はなく、均等に華美であるが必要以上に贅沢ではない。村自体が巨大な研究室であり実験フィールドである。村内では情報は共有され、分野を超えた理解と連携が新しい発想と技術を呼ぶ、その成果は常に世界に向けて発信されている。村には行政区に準ずる自治権が認められ、村民は独自に決められた義務を負っている・・・

 

現実離れした空想ですが。このような妄想を当てはめて遊べるのも「学者」という言葉が存在感を失い死語に近くなっているせいでしょう。

 

それゆえか、学者とは何ですか?と単純かつ深遠な問いかけが学者を夢見る学徒からこの空想学者村に発せられるのです。

「研究テーマは自分で決めるのですか?」 憂いを覚えた後、ハッとさせられました。問いかけているのではない。将来への違和感を敏感に嗅ぎとっているのだ。

 

 

幅広く知識、倫理観を身につけたものが「学者」であるべきだと学者でない私も思います。是非、研究テーマは好きなこと、やりたい事を自分で決めてほしいものです。

 

  • しかし、学問の先鋭化と細分化が「学者」ではなく「研究者」を増やしています。ブドウの房にぶら下がる小粒な果粒たち。

 

  • の中で名を挙げた研究者は研究資金獲得のため、やむなく奔走することになります。研究どころではないのが実情でしょう。

 

  • 政府から声がかかれば専門外であっても会議に出席する。例えば改元の会議のように。

 

  • しかしながら御用学者などと揶揄されたのも昔の事で、最近ではテレビに出た方が立派な学者となる。

 

  • 政治は必ず間違った方向に向かう。それを正すのがマスコミと学者の良識であったと記憶しています。

 

  • 教育は受け継がれるもの、清貧な学者から教わった世代までが残念ながら最後の学者であるといえるかもしれません。

 

  • 哲学や教養学は学問の逸脱を正すためにある、なぜそれを切るのか?

 

  • ハイテクな工業製品ばかりが「ものづくり」ではない、需要が学問の優劣を決めるものであってはならない。

 

 

 

人を学者たらしめる「学問」という言葉も変質し、同様に「死語」になりつつあるようです。当然かもしれません。 (お)

2019年6月25日 (火)

信州安曇野田んぼアート

NHKの大河ドラマ『いだてん~東京オリンピック噺~』で主人公マラソン選手の金栗四三が日本人とオリンピックをテーマに描いた物語です。

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  62日に行われた信州安曇野ハーフマラソンの特別企画として『信州安曇野田んぼアート』を開催されました。当日、ドラマの金栗四三を演じる歌舞伎俳優の中村勘九郎さん、 

安曇野市スポーツ大使の有森裕子さん、俳優の永島敏行さんをはじめ地元の方をはじめ南安曇農業高校の生徒たちが手による田植えを行い立派な田んぼアートが出来たと知りました。

  田んぼアートは928()までの期間、見る事が出来ます。全景を見やすくするため有料ではありますが、展望台の利用も出来るとの事です。高速道路の安曇野インターを降りて、穂高へ向かわれる皆さん、途中にあるスイス村で開催されていますので是非お立ち寄り頂きたいと考えます。()

2019年6月17日 (月)

梅雨の晴れ間です

 梅雨に入り久々の晴れ間です。最近までの様なぐずついた天気とは違い今日はしっかり晴れて気持ちもスッキリします。晴れていてもそれ程の厚さもなく過ごしやすい天気です。

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 梅雨とは雨が降り、ジメジメしたイメージですが、こうした時期を過ぎると暑い夏がやって来ます。日差しを受けて草木の緑も色鮮やかに輝いています。しばらくは日差しが眩しい様な天気が続いて欲しい物です。()

2019年5月13日 (月)

何処も春真っ盛りです

 毎年、いつも同じ光景ですがこの時期なると一際目立つ存在としてある菜の花畑です。

結構大きな面積なのに他の作物を作るのではなく、毎年私たちの目を楽しませてくれています。他にも少し離れた場所に黄色く見える所もありますが。この時期に山麓線を走る車の車窓から花の黄色と草木の緑の対比を見る事が出来ます。

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 菜の花は最初1度種まきが必要だと思いますが、その後はこぼれ種で少しは再現できると聞いたことがあります。しかし毎年これだけ咲かせるに地主さんの見えない部分の努力を感じずにはいられません。()

 

 

 

2019年4月29日 (月)

まるこ食堂

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例えば6~7種類くらいしかないスパゲティの中からどれを選ぶかなんてくだらないこと。だってみんなスパゲティなんだから。

一年中、何十年間だってレシピ通りにやればバイトにだって同じ味を作れる。というか同じじゃなきゃだめ!ってことになっている。なんでだろう? 

材料ケチって質を落とすのは論外だけど創意を持って更新していくのはいいんじゃないかな。

多くの飲食店が固定メニューの定番料理を並べ、同じ味を懲りずに繰り出すなかで「週替わりの定食メニュー」で勝負に出るのがこの「まるこ食堂」なのだ。といっても「黒酢焼きそば」とか「海苔たま定食」など固定メニューはございます。だけれども「本日のお品書き」よろしく有無を言わせぬ定食の提供は、女将やシェフまかせのいわゆる高級料亭や高級レストランのようで、落ち着いた店内の雰囲気もあいまって、その廉価版あるいはミニチュア版といってもいい、なんてちょっと贅沢に思えます。

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(店内より、狭いながらもアプローチがちゃんとある)

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(10人ぐらい座れる大きなテーブル、合席も気にならない)

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(週替わりの定食)

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(今週のメニュー)

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(海苔たま定食)

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私たちには選択する自由がある!なんて言うけどあらかじめ用意された中でのチョイスでしかなくて、だいたいは想像できちゃうし、またそういうものを選んじゃう。むしろ代わり映えしない日常を選択して生きている。

だから向こうから一方的にやって来るものを受け入れるか否かがその後の人生を変えるきっかけになる事だってあり得る。

 

それって料理にも言えること、もちろん円満な家庭に限ってのことだけど、料理好きのカミさんが今日は何を作って待っているか? ワクワクできれば人生は楽しい。

選ばせない心意気が選ばない心地よさに転化することもある。

今日はカレーが食べたいと思う日やラーメンが食べたい時はそれでいい。でもそうでない時にはこの「まるこ食堂」に来ればよい。 (お)

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(玄関)

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(ナイトロコーヒー)

まるこ食堂は学者村管理事務所から歩いて3分ほど、一番近くにある食堂です。日曜月曜休み、定食は14時まで、以降はおやつの提供となります。

facebook.まるこ食堂

2019年4月26日 (金)

桜が見頃です

 今月の10日には雪が降り春は未だなのかと思わせる雪が降る様な陽気でしたが、あれから1週間が過ぎた頃から急に気温も上昇し桜等が見頃になっています。

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 しばらくは春の野山を彩る草花が視線の中に飛び込んで来ます。忙しく飛び回っている人達の目を優しく休ませてくれる物と思います。

来月、5月から元号が代り、「令和」になります。テレビで後5日間を残すのみとなった平成最後の春を楽しんでいる光景を目にします。()

 

2019年4月10日 (水)

春はいつ訪れるのでしょうか

先週あたりから寒い中にも梅が花を付け始めました。

今週の頭には桜の蕾のふくらみ、木の枝部分が白っぽくなり始めてきました。今月20日近辺には見頃を迎えようしている所です。

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 4月に入り少し暖かい日があるかと思えば冷えこむ日もあり、徐々に本格的な春の訪れを予感はしてましたが今日は一面真っ白です。今朝から降り続いて事務所の周りで午後1時頃には10㎝程度の積雪となっています。この時期の湿った重たい雪になりました。

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 4月に入ってからの雪はこの辺でも珍しいのですが、正直にはあまりうれしくないですね。

早い人は既にスタッドレスタイヤからノーマルタイヤに履き替えを済ませた方もいらっしゃるのではないでしょうか。夕方3時頃には霙から雨になりました。交通の障害にならなければ良いものですが。()

2019年4月 1日 (月)

安曇野しゃくなげの湯

今年3月から穂高町学者村別荘所有者の特典として、安曇野市内に住まわれている方と同等の料金で利用できるようになりました。但し、私どもの事務所で発行する券を持参して、しゃくなげの湯の受付で提示していただく事が条件です。事務所での発行は1家族、1滞在期間に1枚とさせて頂いています。例えば4人家族で1週間の滞在で期間中利用するとして、これに対して1枚の発行になります。

券の発行は管理事務所で行っています。

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安曇野しゃくなげの湯HP 

 

安曇野へご来荘の際、近くにある温泉の施設を利用される皆さんに少しでも貢献できればと思います。()

 

 

2019年3月16日 (土)

寒い中にも…

 前回は雪のない冬の話でしたが、今週になってから安曇野にも雪が降りました。14日の朝は私の住む大町市で15㎝位降り積もり、除雪車が出動する程でした。

今日は少し寒いのですが毎年咲く場所の枯葉の間からに福寿草と蕗の薹の花を見る事が出来ました。

                             

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  体感ではまだ春を感じる日は少ないのですが、自然の中には春が来ている物なんですね。

 来週には彼岸も来ますがもう暫くは寒いこの陽気が続きそうですね。()

2019年3月11日 (月)

雪の少ない冬継続中です(その2)

 2月の終わり頃、東京のお客様でこちらに別荘をお持ちの3人の方から電話で「雪はありますか」と云う問合せがありました。平年だったら未だ根雪があってもいい時期なのですが昨年と同じように日陰にもない状態でした。

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  今年は、本当に雪が少ない状態です。ここまで降らないと、このまま春まで行って欲しい物です。

 

 これも又、別のお客様からノーマルタイヤで別荘へ来れるかの問合せです。320日頃に荷物を運びたいがという事なんですが、「今は有りませんが来られているときに降るかも知れません」と答える事しか出来ません。

 

 皆様、ご移動される前にこちらの状態をご確認され、来られる事をお勧めします。こちらの地元の人間でさえ、スタッドレスタイヤからノーマルタイヤへの履き替えの時期を考える事があります。雪が降ると慌てて履くのですが、ノーマルへの履き替えは4月になってからポカポカ陽気の中でと云う人が多いのではないでしょうか。いつも、その頃私は履き替えをしています()

2019年2月26日 (火)

新築の紹介です

 鈴玲ヶ丘に新しく建て換えられた家があり。S様邸が今月の半ばに完成され、引き渡しが完了されました。

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「新しいお家は良いですねと」思わずに言ってしまいます。構造的には同じログハウスでも、それぞれ違った形で見るだけでも楽しめる物ばかりです。()

2019年2月15日 (金)

雪の少ない冬継続中です

今年も昨年同様で雪の少ない冬を継続中です。先日は東京でも雪が降った事がありましたがその時も家の周りが白くなった程度でした。いつも今くらいこれから春になろうとする時期に湿気の含んだ重たい雪が降る事があります。また長野県では上雪と言っていつも殆ど雪が降らない、積もらない、同じ県内でも中信から南信、南の方にこれからの季節の

変わり目に降る雪があります。

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  今年の1月上旬の安曇野や大町や北の地域ではある程度の降雪、積雪の時に事務所から約20㎞離れた松本市の平野部では日陰にすら雪のない状態でした。話によると降雪が殆どなく、降っても少々ですぐに溶けてしまうようです。今年の様に降雪の少ない時にはなおさらでしょう。

 それでもまだ雪が降ってもおかしくない時期なので何時降るかも分かりません、今の所雪による障害はない状態です。()

2019年2月 8日 (金)

穂高町学者村別荘計画

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(表紙の図はピーター・ホプナーの週末住居)

 

 

「穂高町学園都市誘致東京連絡所」というのが現在の「穂高町学者村」になる前の名称でした。

今から50数年前のことです。

その頃に作られたパンフレットが見つかりました。16例ほどの別荘の図案、設計図集です。

驚いたことに半世紀も前のものとは思えないモダンなコンセプトとデザインがそこに描かれています。 

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昭和40年代に入り、高度経済成長の真只中にあって何でも貪欲に飲み込んできた頃に似つかわしくない、足るを知るようなスマートな提案がなされています。

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確かにこれらの図面、建築知識のある方ならば指摘されるべき古い部分はあるのかもしれません。

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しかし、最新の間取りと比べても使いづらさは感じず、むしろ現在までの間、文化の停滞、さらには退化が起こっているのではないか?と思わせるほどこれらの設計には斬新なアイデアを感じます。

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それを裏付けるのが巻末に書かれた解説文です。

「たわごと」と題された文を全文原文のまま掲載します。

 

「たわごと」

 別荘とは、歴史的には狩りや、休息のために市街地に対して郊外にもうけられてきたものであり、また、Second houseにも示されるように、firstたる本拠地に対して一定の距離をへだてたところにあるサブ拠点と考えられる。

そこでは非日常感覚につつまれた環境で、メルヘン、おもしろさ、休息といった市街地とは異なった生活体験をしていくことが可能であろう。

 このように考えると、別荘には、市街地住宅の様式とは必ずしも一致しない空間の流れがあるだろうし、時には少々の不便さをいとわず、むしろその不便さを積極的に乗り超えて空間のあやなすメルヘンに遊んでもいいのではないかと思われる。

 もっとも、現実には少しずつ別荘の意味が逆転し、郊外、田園に本拠を移し、都市にはアパートの一室だけを借りて生活する傾向もでてきており、そこまでいかなくとも、別荘の利用期間が長期にわたり、あるいは多くなってくると、“少々の不便さを云々”とはいいきれないであろう。

 

 しかしながら、いずれにしても、市街地とは異なった生活体験を求めていることはかわらないと思われる。

 

 このような背景のもとに当計画案では学者村ということから、そのつかわれ方を

 ・ 書斎的な利用

 ・ 家族的な利用

 ・ 学生を伴ったゼミ的な利用

にしぼりこれに対応できる場を用意することを主眼とした。

 

 こうした利用法に対し、さらにローコスト住宅を目ざして構造的なアクロバットをせず、しかも、最小限の床面積におさえることを考え、外観も特に凝ることをせずに、多くは、ひっそりとした、たたずまいにした。

 

 内部では日本家屋のもっていたフレキシビリティーを用いて、これ等の多様なつかわれ方に応じるとともに、必要に応じてプライバシーを確保できることを考えた。また、設備関係はすっきりまとめ、日照、風通しなどの居住性とともに、空間の流れのおもしろさ、意外さ、遊びなどをとり込んで生活体験の快適さをねらった。

 

 しかしながら、まだまだ全体的に検討が足りず、また、面積的にもう少しひろげた方がその使い方は楽であろうというものもある。

特に時間的に余裕がなく、スケッチしたもののうちの一部しか紹介できなかったことは残念ですが、これ等の計画案をたたき台にしてより愉快な別荘計画をたてていただければ幸いです。

 

(設計と文: 住環境計画工房)

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どうでしょう。現代の志向にピッタリくるコンセプトではないですか。50年前のものとは思えません。まさに時代を先取りしていたといっていいでしょう。

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残念なことにこれらの設計を元に作られた別荘は現在確認できません。実現できなかったのでしょうか。

学者村では地元地域の成長を標榜していましたので工事は穂高の建築業者に依頼するようにお願いしてきました。

早熟なる感性と構想。当時の田舎の大工には技術的にも難しかったのかもしれません。計画が早足で一人歩きし、瞬く間に姿が見えなくなったといったところでしょうか。

 

時を経て、今になってようやく別荘の意味が問い正されているように思います。

文中にもあったように豊かな生活を求めて、自然環境の優れた別荘に本拠を置き、都会に通う生活を実践されている方々を知っています。

 

学園都市誘致の夢は潰えたのか?この学者村が別荘地である限りは、ここが新しい拠点となり得る限りにおいてはまだまだ夢の中であると思いたいのですが。(お)

2019年1月22日 (火)

弱 雪

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朝起きるとこの様になっていて、ようやくこの辺りの冬らしい景色になりました。

 

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積雪は事務所のある鈴玲ヶ丘では8センチくらいでしょうか。

 

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除雪車が通った形跡はなく、今日はこれ以上降る様子もありません。

 

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雪質はフカフカで歩くとギュッ!ギュッ!と鳴ります。

雪だるまには最適ですが道路では圧雪となりやすいでしょう。

 

体感の寒さはそれほどでもありません。気温も日中5度ぐらいまで上がりそうです。

日が射せば融けるのも早いでしょう。 

 

本来なら極寒の真只中。

しかし、張り詰めた真冬の雪というよりは心に馴染む春の雪に近い感じがします。(お)

2019年1月15日 (火)

田淵行男記念館

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13日夜、NHK日曜美術館 「まだ見ぬ頂を目指して~山岳写真家 田渕行男~」が再放送されました。

さっそく安曇野市豊科南穂高にある「田淵行男記念館」行ってみました。

放送後の反響はどうですか?と聞くと、そりゃぁもう!いつもの倍以上の来館者ですと恵比須顔の受付爺。

 

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さて、田淵行男とはどういう人物? 評価して然るべき努力家。

「出身」というだけで取り上げられる関係性の薄い功労者が多い中で、田淵は人生の終をこの地に選んだ、よそ者でありながら安曇野の地域を超えて偉人になりえた特異な人物です。

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(同館パンフレットより)

 

分業の上に胡座をかいた作家気取りの連中とは違う、斬新な発想を率先してただ一人で表現した素人。登山家で写真家で高山蝶の研究家であり、自らの行動を文字に残したエッセイストでもあります。およそ男のダンディズムを強欲に手に入れた羨望の的、ではなかったのか。

曖昧で軽薄、現代風の体の良い「ナチュラリスト」などと冠するのは彼にとって不本意であるに違いないと思うのです・・・まあしかしあくまでも私感。田淵同様この地に長く住んで少しずつ聞き取ってきた彼への印象なのですが。

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2018年 山と渓谷社 出版)

安曇野市の図書館では貸出禁止になっている本がようやく文庫化されました。

田淵を知るにはもちろんその写真と文章を読むのが一番です。

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(学者村が所有している著書)

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(同著書)

巻頭のはしがきです。読めるでしょうか?

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(同著書)

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(同著書)

田淵の本は高価な値がつく希少本ばかりですがこの本だけは事務所に置いてあります。

安曇野をタイトルに入れた著作は複数におよび、この地に対する思いが伝わります。

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安曇野市豊科駅前通りを東に行った見岳町の交差点角に田淵の居宅跡があり、この様な碑文が残されています。

「この地史の落し子たちに 安らかな旅をつづけさせねばならぬ」

 

蝶のことだけでなくこの安曇野のことを思った言葉なのでしょうか?

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その自宅跡そばから見た鹿島槍ヶ岳。あいにく田淵の愛した頂きは雲の中。

ならばと、じっくり彼の足跡を読み、晴れるのを待つことにします。(お)

 

 田淵行男記念館  入館料高校生以上300円

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